乳がんの診断と初期治療

乳がんの診断と初期治療

奥さまのご病気がわかった当時、あなたが奥さまに接していて困ったことはなんですか?

奥さまに接していて困ったことの11項目の中で、「かなりあてはまる」「どちらかといえばあてはまる」との回答が50%以上と多かったのは、「何をサポートすればよいかわからなかった(67%)」「どのように接したらよいかわからなかった(58%)」「奥様の気持ちがわからなかった(50%)」「自分が気を遣いすぎてしまい、かえって奥さまに気をつかわせた(50%)」でした。

Q10

奥さまのご病気がわかった当時のご夫婦の接し方についてお聞きします。

病気がわかった当時のご夫婦の接し方に関する項目について、いつも・しばしばある・ときどきあると回答した配偶者の割合を見ていくと、乳がんの診断当時、67%の夫が、「病気について感じている不安を隠した」ことがあると回答し、46%の夫が「病気について話をすることを避けた」ことがあると回答し、38%の夫が「傷口を見たり、触れたりすることをためらった」ことがあると回答していました。このように問題を回避するような接し方をしたことがあると回答している夫は、相手も同じように問題を回避するようなコミュニケーションをとったと回答する傾向がありました。

Q11