夫にできること(3)

妻の不安を受け止める

妻の不安を受け止める

乳がんを早期に発見して、手術できれいに切除したとしても、身体のどこかにがん細胞が潜んでいた場合、手術した側の乳房に再発、あるいは反対側の乳房や乳房以外の部位(リンパ節・臓器・骨など)に転移が生じる場合があります。そうなると治癒を目的とするのではなく、「がんと共に生きていく」ことを目的に治療を行っていくことになります。再発・転移してしまうことは、はじめてがんがわかった時以上にショックが強く、現実を受け止めるまでに時間がかかります。絶望的になって自暴自棄になったり、周囲に怒りを向けたり、周囲と距離を取ろうとしたりすることもあるでしょう。家族としても、「つらくて見ていられない」「どのように接して良いのかわからない」と、ただ困惑することもあるでしょう。このような気持ちをすぐに楽にすることは難しいですが、奥さまが自分の気持ちを話したいと思われる時には、ゆっくりと話を聞いてあげることが一番です。一見、出口の見えない話に思えることでも、家族に話を聞いてもらううちに、気持ちが少しずつ整理されて、「自分がどうしたいのか」「どうありたいのか」が見えてくることがあります。決して、話を逸らさず、否定的批判的にならずに、助言的にならずに、ただ、「気持ち」に耳を傾けてください。奥さまは、アドバイスや解決策を求めているのではなく、話を真剣にまっすぐ聞いてもらうことによって、大切にされているという安心感を得て、自分なりに答えを見つけていけるのです。奥さまの気持ちを受け止め、おふたりらしく、前に進んでいってください。

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