術後の治療と再発・転移

夫のこころの健康状態

今回の調査で、精神的健康度を測定したところ、一般男性に比べて、乳がんに罹患した妻をもつ配偶者は精神的な健康度が低いことがわかりました。がんにかかった本人よりも、実はその配偶者やパートナーの方が、精神的に不健康な状態にあるという報告がいくつもあります。その理由は、大切な配偶者が今まで経験したことのない病にかかってしまったというストレスに加えて、配偶者を支える立場になり、生活をこれまで通り回していくための実質的な大変さや、治療や将来に対する精神的な不安などがうまれやすいからだと言われています

そんな時に大切なことは、「自分は今ストレスがかかっている状態にあるんだ」ということをまずは自覚することです。自覚がないまま、ある種の過覚醒状態で頑張りすぎてしまうと、長期戦になる乳がんとの闘いの中で、心が折れそうになってしまうことがあります。もちろん油断は禁物ですが、乳がんは比較的性格の優しいがんですので、長期的につきあっていく気持ちで、配偶者と取り組んでいくことが大切です。

いつもと同じように、よく食べ、よく眠れていますか?
いつもより、疲れやすくなっていませんか?
いつもより、強い焦りを感じたり、いらいらすることはありませんか?
いつもより、注意力が散漫になっていて、集中力が低下していることはありませんか?
あまり根拠なく、自分を責めたりしていませんか?

そんな症状がある人は、「少し休息を!」という身体と心からのサインかもしれません。

配偶者からの声・体験談

慎太郎パパさんの場合

2015年5月 5日 11:07

年齢: 60歳   職業:会社役員
検索により通りすがりの者です。2015年2月28日乳がんにより妻を亡くしました。半年前10月頃より妻の病状が悪化していき、いつも妻は機嫌が悪く、それも益々酷くなり、死も多少覚悟していました。看病も少々大変でしたが妻を亡す事がここまで精神的に大きなダメージを受けるとは予想もできませんでした。それほど仲の良い夫婦でなかったですし、妻の家出も何度か経験し、自分は妻の死も大きなダメージなく受け止められると思っていましたがこれ程とは。仕事も落ち着き、葬儀、49日の忙しさから開放された40日位から悲しみが増し、60日経ち立ち直れていません。26年連れ添った伴侶を失う悲しみは経験したものでしかわからないと言いますが、正にそのとうりです。周囲の無理解と話相手を失う事(一人暮らし)が辛いです。患者家族ケアも大切ですが遺族ケアにもう少し力を入れる事も必要と思いお書きしました。北海道には遺族外来一病院しかないようでした。

体験談募集

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