乳がんの診断と初期治療

妻への接し方で困ったこと

奥さまのご病気がわかった当時、あなたが奥さまに接していて困ったことはなんですか?

奥さまに接していて困ったことの11項目の中で、「かなりあてはまる」「どちらかといえばあてはまる」との回答が50%以上と多かったのは、「何をサポートすればよいかわからなかった(67%)」「どのように接したらよいかわからなかった(58%)」「奥様の気持ちがわからなかった(50%)」「自分が気を遣いすぎてしまい、かえって奥さまに気をつかわせた(50%)」でした。

Q10

病気がわかった当時は、70%近くの配偶者が、サポートしてあげたいという気持ちはあっても、何をどうサポートすれば良いかわからずに、困惑してしまう状況になることがわかります。多くの場合は、病気になってしまったが何をどう感じているのか、自分に何を求めているのか、自分には何ができるのかわからないことが原因になります。普段の些細なことであれば、気軽に何を感じているのかを会話の中で聞いて、理解するというコミュニケーションをとっているカップルにとっても、経験したことのない病気のなると、この普通のコミュニケーションが取りにくくなることがよくあります。

大切なのは、相手が今どのような気持ちで、何を望んでいるのかを、ゆっくりと聞いてあげることです。ただ、診断時は当の本人も、ショックを受けて、何をどうして欲しいのか良いかわからない状態であることが多いので、解決策を考える、アドバイスをすることよりも、今の揺れ動く気持ちにより添う気持ちでそばにいることが一番であることもあります。良くないのが、「俺がなんとかしてやらなければ」と配偶者が1人で抱え込んで、空回りしてしまうことです。その状況になると、病気になった本人はいっそう孤立感を感じてしまうことがあります。病気になった本人を中心に、一緒に考え、悩み、どうしていくのかを見つけていく姿勢でいることが、夫であるあなただからできるサポートです。

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