夫にできること(2)

術後のケアとリハビリ

術後のケアとリハビリ

乳がんの手術方法は、乳房全体を取り除く「乳房切除術(全摘出)と、しこりを含む一部を切除する「乳房温存手術」に大きく分けられ、必要に応じて腋窩リンパ節を取り除くというものです。手術で必要以上に大きく切除しても治療成績が変わらない事がわかってきて、以前に比べて、手術で取り除く部位は縮小される傾向があり、身体への負担の少ない手術が主流になっています。しかし、術後に腕や肩の運動障害がみられる、手術創部の皮膚の知覚障害がみられる、わきの下に液がたまる、腕がむくむといった症状が残ってしまう場合があります。これらの症状を予防、あるいは緩和するために、肩や腕を中心にリハビリを行います。初めは動かすのが痛かったり、肩の関節が動きにくかったり、腕に力が入りにくかったりします。初めからすべてを完璧にこなそうとさせずに、家族で重いものは持つ、高いところのものを取るなどして、手伝ってあげると良いでしょう。ただし、肩の関節の動きや腕の筋肉は使わないでいると、徐々に機能が低下しますので、焦らずにできる範囲で日常生活を取り戻していけるようにサポートすると良いでしょう。また、わきの下のリンパ節を切除した人では、手術した方の腕にむくみ(リンパ浮腫)が出ることがあります。リンパ浮腫予防のために、適度な運動、腕の挙上やマッサージ、けがや感染の予防、日焼け対策など日頃から心がけたいことについて、共通の知識を持っていることも大切です。

【リンク】
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